ひろしまバイオデザインとインドとの関係

広島大学では、バイオデザインプログラムの導入に当たって、イノベーション先進国インドの提唱する”Frugal Innovation”に着目し、2017年から派遣研修により教員を養成するとともに、インドとの関係構築を進めてきました。

その結果、現在、それぞれ1年間のインド研修を修了した教員2名が中心となり、「ひろしまバイオデザイン」プログラムを運営しています。

また、インド研修を通じて培ったインド政府関係機関やインドバイオデザインを構成する全インド医科大学、インド工科大学デリー校との強力なネットワークを持つ国内唯一の大学となっています。

ちなみに、インドバイオデザインがレベルの高い取組みであることを示す直近の成果としては、修了生によるスタートアップ企業「Inochi Care」（インド、ニューデリー）がピッチイベント「MedTech Innovator Asia Pacific 2019」において日本大会1位、本選2位の成績をおさめたほか、1年間の研修の成果をもとにインドにおける起業準備中の本学教員がNEDO TCP 2019において最終審査に進んでいます。